【ただの体験談】500円大のアレができた話

小さい頃から、私は

「あんたって本当に打たれ強いね」と言われ続けて生きてきた。

 

父に叱られて泣いてた30秒後、

鼻歌を歌っていた幼少期の私に、母は驚愕したという。

 

そんな私が、まさかの円形脱毛症になった時のお話です。

(しかも500円玉大の特大サイズ)

 

病院に行っていないので原因は明確にはわからないのですが、

その頃急激に仕事が忙しくなり、

立て続けにミスをしたことで、

かなりコワイ上司に毎日激詰めされ、

終電で帰る日々が続いていたので、

おそらくストレスってやつなんだろうな・・と思っているので、

ストレスで円形脱毛症になった前提で、進めたいと思います。

 

「あれ?なんだこの不毛地帯は・・・」

と気づいたのは、

お風呂上がりに髪を乾かしていたときのこと。

 

2ミリ四方くらいの、今思えば微笑ましい程度の隙間。

異変を感じつつも、あまり気にもとめていなかったのですが、

そこから2ヶ月ほどで500円玉大の

立派な砂漠に成長を遂げた不毛地帯

 

何事も、はじめてが一番こわいといいますか、

とにかく抜け続けている時が一番不安でしたね。

 

ネットで画像検索すると恐ろしい画像しか出てこないし。

皮膚科はあてにならないから、精神科しかないとか書いてあるし。

 

救ってくれたのは、同じく円形脱毛症経験者の言葉でした。

 

「MAKEさん、

胃に穴があくより、ましじゃないですか!」

 

という力強いお言葉で、私は前を向けました。(真剣)

 

その後は、2ヶ月感抜け続けた後、

産毛が生えてきて、気づけばチクチクしたサボテンのような手触りの段階を経て、

2年くらいかけて生え揃ったかな。(あまり覚えてませんが)

 

とにかく、

健康って大切だなあって思ったのと、

風が吹くと条件反射で頭に手をやってしまう人の気持ちがめっちゃ分かりました。

(前からの突風に対する反射神経が格段にアップした)

 

フリーターになったいま、

あんなに忙しい日々にはもう二度と戻りたくないって当たり前のように思うけど、

あの頃はなんであんなに必死になれたんだろう。

と、ちょっと過去の自分をひとごとのように思ったりするのでした。

アラサーのいまなんて、円形脱毛症なんてなったら大事件だよ。